こんにちは、中堅サラリーマンＴです！
「確率って理解しているつもりだけど、、深くは考えたことない」
このような方は多いと思います。
今回は、パチスロで重要な確率について解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ！
- 確率を深く考えたことがない人
- 数字に興味がある人
- あらゆる出来事に対し感情的になりがちな人
スロットにおける確率は完全確率です！
乱数発生装置(RNG)によって、回転ごとに結果が決定しています。
確率を理解すると、スロットで負けが続いたとしてもメンタルが安定しますし、
スロットやギャンブルに限らず、状況をより客観的に判断できるようになります。
ぜひ最後まで読んでいただき、確率を理解して実践に活用してみて下さい。
それではいきましょう！
Contents
確率の基本
まず始めに確率とはなにか、基本をおさらいします。
そんなの知ってるよ！という方は飛ばしていただいても問題ありません。
確率の定義
日常で何気なく使用している確率の定義を言える方は少ないかと思います。
確率の定義は下記のとおりです。
※確率とは、ある出来事が起こる可能性を数値で表したものです。通常、0から1の範囲で表され、「0」は絶対に起こらないこと、「1」は必ず起こることを意味します。
「0」は0％、「1」は100％を指します。
”ある出来事が起こる可能性を数値で表したもの”が確率となります。
確率は計算することができますので、続けて説明していきます！
確率の計算方法
確率は次の公式で計算できます。
確率 = 目的の結果が起こる場合の数 ÷ 全ての可能な場合の数
コインを例にした場合、
- コインを投げて表が出る確率：
コインには「表」と「裏」の2つの面があるので、1/2（50%）です。
この辺の計算は普段の生活でも何気なく使用していますし、
感覚的にも理解できますね。
続いて、確率の概念について説明します。少しだけ難しくなりますがついてきて下さいね！
確率の重要な概念
何度も言いますが、スロットの確率は完全確率です。
確率によってどのようなことが起こるのか、確率の概念ついて理解しましょう！
- 独立試行
- 加法の法則
- 乗法の法則
上記3種類、それぞれ説明していきます。
独立試行
※独立試行とは、1回の出来事が他の出来事に影響を与えないことを意味します。
スロットを行う上で、｢独立試行｣について理解することは非常に重要です。
抽選の仕方をボールで例えてみます。
2個の白いボール（はずれ）、1個の赤いボール(当たり)、計3個のボールがかごに入っています。
かごからボールを1個取り、白か赤か確認したら、そのボールをかごに戻します。
この行為を繰り返し行います。何個目でも確率は1/3（約33.3%）となります。
勘のいい方はお分かりかと思いますが、スロットの抽選と同様の行為となります。
それでは問題です！
アイムジャグラーで全台設定6（1/127.5）の場合、現在のデータが、
A：5000回転で1/100
B：5000回転で1/127
C：5000回転で1/150
3台が空いていたとします。あなたはA～Cどの台を打つのが正解だと思いますか？
正解は、、、
「どの台を打っても同じ設定6」です！
理由は、1回の出来事が他の出来事に影響を与えないからです。
非常に重要な考え方ですので是非理解しましょう！
加法の法則
※加法の法則とは、ある出来事が複数の異なる方法で起こる場合、それらの確率を足すことができます。
例えば、サイコロを振って「1」または「2」が出る確率は、それぞれの確率の合計です。
1/6（1の確率） + 1/6（2の確率） = 2/6 = 1/3（約33.3%）
こちらはスロットより、ポーカーで必要な考え方になります。
・ロイヤルフラッシュ（最高役）が出る確率は 約1/650,000
・ワンペア（最低の役）が出る確率は 約42%
これらの計算に必要な法則となります。詳しくは割愛します。
乗法の法則
※乗法の法則とは、複数の独立した出来事が同時に起こる確率は、それぞれの確率を掛け算します。
例えば、2回連続で「6」が出る確率は、1回目と2回目の確率を掛けます。
1/6 × 1/6 = 1/36（約2.78%）
継続率80%の大当たりを例にすると、
5連する確率 ⇒ 0.8 の 5乗 = 約32.8%
10連する確率 ⇒ 0.8 の 10乗 = 約10.7%
逆に、5連しない確率が約67.2%、10連しない確率が約89.3%となります。
高継続率の80%であっても、意外と続く確率は高くないんですね～。
確率を知らないとどうなる？
続いて確率を知らないとどのような思考で稼働してしまうのか、3種類紹介します。
- ｢そろそろ当たりそう｣という錯覚
- 連チャン狙いで無理をする
- 一発逆転を狙ってしまう
１つでも当てはまってしまった場合、確率についての理解が不足しているかも！？
それぞれ説明していきます。
｢そろそろ当たりそう｣という錯覚
「この台はしばらく大当たりが来ていないから、そろそろ当たるはず！」という考えは誤りです。
例、大当たり確率が 1/8192 のスロットの当選契機があったとします。
・誤解 「8000回回したから、もうすぐ当たるはず！」
・事実 何回転目でも当選確率は 1/8192 のまま変わらない。
これは「ｷｬﾝﾌﾞﾗｰの誤謬(ごびゅう)」と呼ばれる錯覚です。
スロットでは確率が独立している為、過去の結果は未来の結果に影響を与えません。
連チャン狙いで無理をする
スロットでは、大当たりが連続することがありますが、それは単なる確率のブレです。
例、アイムジャグラー
データ：3000回転 BIG15回/REG5回 合算1/150 (低設定濃厚台)
500Gハマり後BIG当選、その後4連続100G以内にBIG当選、現在200G。
「さっき500Gハマって5連チャンしたし、ここは500Gまで追うぞ！」
上記のような考え方で打ってしまうと、負ける可能性が高まります。
「ジャグラーのやめ時は低設定だと思った時」です。
低設定の台を打つ場合、回すたびにお金が減っていきます。
（期待値がマイナスの台を打ち続ける状況）
確率のブレを意識しすると、冷静にやめ時を判断できるようになります。
一発逆転を狙ってしまう
スロットで「一発逆転」を狙うのは、非常にリスクが高い戦略です。
短期的には大勝ちする可能性もありますが、長期的には負ける確率が高くなります。
スロットの大当たり（フリーズ演出等）は、以下のような確率になっています。
| 役・ボーナス | 確率 |
|---|---|
| フリーズ演出 | 1/65,000 〜 1/160,000 |
| プレミアムボーナス | 1/8,192 〜 1/32,768 |
- 誤解 「フリーズさえ引ければ一発で取り戻せる！」
- 事実 1回ごとの確率が低すぎるため、資金が尽きる前に当たる可能性は極めて低い。
現実的には、何も当たらずに終わることのほうが圧倒的に多いんですよね～。
短期的に大勝ちする可能性はゼロではありませんが…
・確率的にほとんどこない
・当たる前に資金が尽きるリスクが高い
・ギャンブル依存症につながる危険性がある
一発逆転は現実的ではありませんので、期待値稼働で負けが続いた際など、確率を理解し立ち回りがブレないようにしましょう！
まとめ
この記事では、「確率」について紹介しました。
スロットには、「波がある」「この打ち方をすると当たりやすい」などのオカルト的な考えが多くありますが、RNGが完全にランダムである以上、オカルト的な行動に勝敗は影響しません。
確率を理解したうえで、楽しむためにオカルトを考えるのはOKです！
演者の方々の、「～打法」等もそれにあたりますね～。
期待値稼働を行っていると、勝ちが続く時、負けが続く時が必ずあります。（確率のブレ）
私自身、そんな時は確率について再確認し、メンタルを保ち、ブレずに期待値を積むよう心掛けています。
ぜひ確率を理解し、ブレないメンタルを維持して、賢くスロットを楽しみましょう！
それではこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
